社会貢献大賞に神遊協、助成は25団体に決定

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堀田会長を挟んで大賞受賞の記念撮影に応じる神遊協役員(右/伊坂理事長)。

 全日本社会貢献団体機構(堀田力会長、青松英和理事長=全日遊連理事長)は7月25日、第8回社会貢献大賞の表彰式を都内で開催した。

 第8回の社会貢献大賞に輝いたのは神奈川県遊技場協同組合の「社会的弱者への思いやり特別支援年・5年」事業。審査委員会の脇田委員長代行は、「企画の独創性、効果、継続性、地域からの期待度など審査した結果、神遊協の社会貢献事業を大賞に決定しました」と報告した。

 この事業は、(1)県内の特別支援学校に通う子どもたちを招く「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」によるクラシックコンサート、(2)原発事故に伴う放射能汚染で神奈川県に避難してきた福島県大熊町の町民を招待する横浜クルージング、(3)県内児童福祉33施設へのスポーツ用具寄贈、(4)福祉車両贈呈の4つの事業から構成される。

 表彰式で神奈川県遊協の伊坂理事長は、「業界はいま、本当に厳しい状況にあります。しかしこんなときだからこそ社会貢献を続けていかなければならないと思います。一つひとつの小さな会社ではできないことでも、それぞれの県がひとつにまとまればいろんなことで社会に対して貢献できると思っています。今後も歯を食いしばって社会貢献を続けていきます」と語った。

 一方、同時開催された平成25年度の助成金贈呈式では、各種の社会貢献活動に取り組む25団体に対し、総額6480万円の助成金を拠出することが報告され、助成団体に選ばれた各団体に対して助成認定証が贈られた。

 今回の応募総数および総額は211件(団体)・6億1988万円。この中から機構は、(1)事業や研究の社会的重要度、(2)企画の斬新性、(3)実施団体の信頼性などを重点に選考。最終的に、特別助成「10件・3060万円」、一般助成「14件・2420万円」、特命助成「1件・1000万円」を選定するとともに、岩手・山口の両県遊協から寄せられた共同助成計30万円とあわせ総額6480万円の助成を決定した。

 特別助成は「東日本大震災復興関連事業」「コミュニティ強化支援事業」の2分野。一般助成は「子どもの健全育成支援事業」「命を大切にする研究・事業」「学術・文化の振興事業」の3分野。特命助成では「ぱちんこ依存問題に関する相談および回復支援事業」を対象に、パチンコ依存に苦しむ本人やその家族からの悩みへの電話相談窓口として活動している特定非営利活動法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)に1000万円を贈った。

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