大量導入優先販売の是正に向け、4団体が合意

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 全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)、日本遊技関連事業協会(日遊協)、日本遊技機工業組合(日工組)、および日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)の業界4団体は1月28日、遊技機の販売方法について合意した。1月30日開催のパチンコ・パチスロ産業新年賀詞交歓会で公表された。

 合意事項は以下の2点。
(1)いわゆる大量導入優先販売については、その現状が格差を拡大し、不公平感を増大させるおそれがあると各団体が共通の認識を持ち、その是正に向けて誠実に協議し、具体的な施策の実行に努める
(2)抱き合わせ販売をはじめとする独占禁止法等の諸法令に違反するおそれのある販売方法を禁止する

 導入台数によって納品日に差がつけられる大量導入優先販売に関しては、大型店舗有利の不公平な販売にあたるとして、設置台数の少ない中小店舗から批判が出ていた。また、人気機種との抱き合わせ販売についても長年パーラーが指摘していた。パーラー団体の全日遊連と日遊協ではこうした声を受けて、問題視される遊技機の販売方法の改善に向けてメーカー団体と協議を重ねていた。

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