ファン人口の拡大に向け、『ガンダム』発進!

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左から、SEAMOさん、池田さん、富山営業本部長、東郷商品本部長、関課長。

 SANKYOは1月16日、東京ドームシティプリズムホールで、パチンコ新機種『フィーバー機動戦士ガンダム-V作戦発動-』のプレス発表会を行った。

 発表会の冒頭で挨拶した同社取締役常務執行役員・富山一郎営業本部長は、現在の遊技業界が抱える大きな問題として歯止めがかからない遊技人口の減少を指摘、「弊社としてそれをどう打破するのか、何ができるのかを考え抜いて出した答えが今回発表するガンダムだ」と新機種へ込めた想いを吐露。

 その上で、「ユーザーが求めているのは大当たりだ。パチンコの一番楽しい時間は、大当たりした瞬間、大当たりしている時。大当たりを引いて、勝ったり負けたりするのが大衆娯楽の原点ではないか。現在のホールでのユーザーの体感は1勝9敗。これではパチンコが好きなユーザーも来店回数は減ってしまう」として、当たるイメージ、勝てるイメージを実現させるために本機をリリースしたと強調した。

 富山本部長は、「これ以上、遊技人口を減らすわけにはいかない。業界を再編していくプロジェクトの第一歩として、ホール様とSANKYOが共に歩みだしていくため、『共闘宣言』の施策を実施させていただく。ガンダムで共に闘い、共に勝ち抜いていきたい」と力を込めた。

 開発方針については常務執行役員・東郷裕二商品本部長が、「既存の概念を取り払い、ファンの笑顔でいっぱいになることを考えて開発を進めた」と説明。機種の詳細については商品戦略室の関和敬課長が解説した。

 同機の大当たり確率は約1/199.8(高確率時1/77.7)、ゲームの柱ともいえる「G-RUSH」中は大当たりの60%が出玉2000個。当たりを体感しやすく、出玉感も感じられるスペックとなる。

 「G-RUSH」は、通常の図柄揃い大当たり後か、盤面右下に搭載した三穴ローター「V作戦チャレンジ」で入賞すると突入する仕様。三穴の1つが大当たりとなっており、玉の動きを活かした大当たりのドキドキ感も取り入れている。

 また、「G-RUSH」に突入すると、連邦軍モードとジオン軍モードの2モードをプレイヤーが選択でき、アムロ派、シャア派に分かれることが多いガンダムファンにとって、どちらの視点からでも楽しめる内容。さらに100回転の「G-RUSH」中に大当たりを引けば「G-RUSH」が継続するほか、残り5回転で無限シンボルを獲得すると次回大当たりまで続く「無限G-RUSH」に発展するなど、最後まで期待が持てるゲーム性を備えている。

 当日のプレス発表会にはシャア・アズナブル役の声優・池田秀一さん、挿入曲を歌う歌手のSEAMOさんもゲストとして参加。

 池田さんは、「セリフも新たに入れ直した。ジオンモードと連邦モードがあるのも嬉しい。SANKYOの開発者は本気で造ったと言ったが、声優陣も本気だ。一人でも多くの方に体験してもらいたい」などとコメント。

 SEAMOさんは、「自分の楽曲がいい場面で使われていてうれしい。世界観のすり合わせなど大変だったが、良い楽曲になったと思う」と笑みをこぼした。その他、同じく挿入歌を担当した歌手の青山テルマさんもビデオメッセージで新機種をPRした。

 同機の納品は3月1日の予定。

(C)SOTSU・SUNRISE

  • 今年初の大型コンテンツ機の発表展示会に、多くのホール関係者等が詰めかけた。

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  • ホールとともに大衆娯楽の復権にむけて取り組むことを提案したSANKYOの『共闘宣言』。

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-新台

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