くぎ問題を機に大衆娯楽レジャー復活へ~日遊協

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 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は1月15日、都内ホテルで臨時社員総会を開催し、役員補充に関する議案で、北海道支部の美山正広支部長を役員に選出した。美山氏は昨年9月の北海道支部総会で同支部長に就任していた。

 美山支部長は、「やるべきことは社会からの信用を高めていくことだ。業界団体の役割は業界を守ることだが、これからは目線を変えていかなければならない。これまでは業界の目線で業界を守る取り組みをおこなってきたが、これからは社会的な目線が必要になってくる。パチンコがなくなっては困るといわれる業界になるよう努力したい」とあいさつした。

 臨時総会に先立って挨拶した庄司会長は、昨年末の遊技くぎ問題に関する行政やマスコミ、業界団体等の動向などを説明。結果的に新聞報道の翌12月25日に業界6団体で声明を出したことに対し、「日遊協としてはもう少し早く声明を出したかった」などと述べ、業界としての対応の遅さに悔いをのぞかせた。同時に、「これを機に、いい方向に新たな大衆娯楽レジャーとしてパチンコが甦るよう進めていきたい」と前を見据えた。

 臨時総会ではそのほか、日本遊技産業経営者同友会の代表理事の交代に伴い、東野昌一同友会代表理事に特別参与の委任状を交付した。

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