足立4組合「少年野球教室」に約200名が参加

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10回目を迎えた足立4組合による「少年野球教室」。足立区内の少年軟式野球20チーム約200名が参加した。

 東京・足立区の綾瀬遊技場組合、千住遊技場組合、西新井遊技場組合、竹の塚遊技場組合の4遊技場組合は11月3日、東京ヤクルトスワローズの元選手をコーチに迎え、「第10回少年野球教室」を足立区平野運動場で開催した。

 この教室は、4組合が青少年の健全育成と地域貢献を目的に開催しているもので、毎年、区内の少年軟式野球チームを招待。今回も小学4〜6年生を中心に20チーム約200名が参加した。

 開会にあたり、綾瀬組合の小田精一組合長は、「1回目、2回目のこの教室に参加した子ども達はもう成人しているが、参加者の中からプロ野球選手が出てくれれば嬉しい。そして将来、ヤクルトの元選手として指導者となってこの場所に来てもらえることが我々の夢だ」と述べ、子ども達の将来の活躍に期待を寄せた。

 開会式には、400勝投手として知られる金田正一氏も駆け付け、子ども達を激励した。さらに10回開催を記念して、4組合が「足立王者杯」の優勝旗と優勝・準優勝カップを、足立区少年軟式野球連盟に寄贈。来年から「王者杯」の優勝をかけて新しい大会が区内で催されることになった。

 実技指導では、元ヤクルトスワローズの杉浦亨氏、五十嵐貴章氏、花田真人氏、中尾敏浩氏が、走塁やキャッチボールの基本、ピッチングやバッティングのコツなどを直接指導した。

 打撃練習で杉浦氏が手本をみせると、バットスイングの速さやボールを的確に捉える技術に、子ども達から驚きの声があがった。練習は約3時間おこなわれ、子ども達は熱心に元プロ選手の指導に耳を傾けていた。

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