アミューズメント産業事業協同組合設立

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アミューズメント産業事業協同組合の新井博貴理事長。

 アミューズメント産業事業協同組合は1月23日、都内で設立記者会見を開いた。

 同組合は警察庁と業界では初の経済産業省から認可を受け、昨年11月1日に設立された団体。

 会見の冒頭に挨拶した同組合の新井博貴理事長は、「この業界は“連携”が足りない。各企業がまとまれば新たな発見や発展が生まれるはずだ。我々はそのためにリーダーシップを発揮していきたい」と組合設立の理由を語ると、「組合員から要望があればなんでも取り組む。まずは、ホール企業のコスト削減へ向け保険会社や電力会社、人材会社に組合として交渉し、個社よりも安い料金でサービスを受けられるよう力を注いでいきたい」と活動内容について語った。

 また、続けて登壇した同組合の平井千元監事は経済産業省から認可が下りたことについて触れ「パチンコだけではなく、カラオケ、ゲーム、テーマパークなど全てのアミューズメント産業企業を組合員対象とすることで経産省から認可を得た。アミューズメント全般を対象にしたことで、これまでパチンコ業界では金融庁の規制で利用できなかった共済制度を利用できるようになった」とメリットを明かした。

 現在、同組合が組合員に提供しているサービスは最適・最安値の保険料を提案する「AA火災共済」、役員・経営者の死亡保障と退職金準備を提案する「AA経営者共済」、電力会社との連携で最適な電気料金を提案する「AA電気購買斡旋」、LEDと空調のレンタルシステムで空調電気量の削減を提案する「AA LED・空調レンタル斡旋」等。

 今後は、生命共済や医療共済、融資保証などの新たなサービスの展開を予定しており、組合員も現在のホール企業10社から、他のアミューズメント企業の加入を募りながら今年末までに組合員300社を目指していく。

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