新体制で「島田療育センター」の支援へ

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左から、島田療育センターを守る会の曽我部康二世話人、松下恵世話人代表、島田療育センターの山川常雄理事長、守る会の小島豊世話人副代表、飛田正雄世話人。

 東京・多摩市にある重症心身障害児(者)施設「島田療育センター」の支援を続ける、業界有志で結成する『島田療育センターを守る会』は1月から、新体制を発足させた。

 約20年にわたり世話人代表を務めてきた稲葉憲司氏に代わり、松下恵氏(コメット代表取締役)が新たな世話人代表となった。世話人副代表は飛田幸雄氏(アリスト・プロ代表取締役)と小島豊氏(ミリオンインターナショナル代表取締役)が就いた。

 島田療育センターは、昭和36年、当時の東京・日本橋遊技場組合長の島田伊三郎氏(故人)が1万数千坪の土地を購入し、寄付するなどして設立された日本で最初の重症心身障害児(者)施設。昭和49年頃、施設の経営が危機的な状況になった際、都内の遊技業界関係者が中心となって『島田療育センターを守る会』を発足させ、昭和50年から毎年、業界有志などから募った寄付金を寄贈している。平成28年度までの計42回の寄付金総額は2億4,589万9,107円。その他にも、センターのお祭りに守る会メンバーらがボランティアとして参加するなど、物心両面で支援を続けている。

 松下世話人代表、飛田・小島両世話人副代表は「先人の方々の志を受け継ぎ、守る会の活動をさらに充実発展させ、パチンコ業界と島田療育センターとの架け橋の役割を果たしていきたい」と決意を表明している。

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