遊技機を受け止めるプレイヤーの具体像に迫る

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 エンタテインメントビジネス総合研究所は3月28日、同社による「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2017」の集計結果に基づく、遊技機メーカーやその関連業種を対象としたセミナー、「今、メーカーに求められるイノベーション~どこの?誰に?何を?どのように?起こすのか~」を開催。講師は同社の永井優志マーケティングプロデューサーが担当した。

 このなかで永井氏は、プレイヤーのタイプ別分類と、分類されたタイプごとに具体的消費者モデル(ペルソナ)を設定することの重要性を説明。あわせてこうしたペルソナマーケティングが他業種では広く行われていることを紹介した。

 今回のパチンコ・パチスロプレイヤー調査ではプレイヤーを、性別・年代などの属性と遊技の傾向の2軸から7パターンに分類。ここに具体的な遊技に対する行動モデルなどを付与し「ソーシャル」「マスプレイヤー」「自己完結」など7つのタイプを設けた。

 セミナーではこうしたタイプごとの「好きなスペック」や「遊技予算・平均投資金額」などを分析しつつ、イノベーションにはプレイヤーの特性や意識に合った商品を開発・提供し、より具体的な消費者像に伝えていくことが大切だ、などと話した。

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