AA通常総会、ローカルプラットホームの実現へ

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「ローカルプラットホール」について今後のホールのあり方を論説する新井理事。

 AA組合(アミューズメント産業事業協同組合)は5月30日、都内で第2回通常総会を開催した。
 
 総会にあたり挨拶をした新井博貴代表理事は、「組合を設立して1年半経過する中で、これから組合の潜在的な力を私が思い描いていたこと以上に、引き出していけると実感している」と今後の自信を覗かせた。

 事業報告では組合員の経営効率化に寄与するために購買あっせん事業を始めとする経営事業の運営に取り組み、組合員拡大に一定の成果を得ることができたと報告し、現在の組合員数は27法人となっている。

 今後の方針は「生産性向上委員会」、「コスト削減委員会」を軸に組合員の経済的地位の向上を図るための活動に注力し、足元をしっかりみて着実に事業を進めていくと報告。

 また生産性向上委員会の新たな活動として「ローカルプラットホーム」事業を導入。地域コミュニティの受け皿として地域の事業者とホールに来店されない地域の方々ともコミュニティを形成し、ホールの営業外での活動を展開していく。その際のイベント活動等での手数料収益の確保を目指していくと説明した。

 その後、新井理事は「3年先、5年先、この業界がこのままのマーケットの大きさで成立するとは思えない。縮小していく業界だからこそ知恵をしぼって、いまの延長線上ではない客観的な見方をしなければいけないと」と訴えた。
 
 総会で上程された議案審議は全て可決承認した。

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