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メディアシステム「Enterprise 」が飛躍的に進化2018年12月27日(木)

「Enterprise ver.2」トップ画面イメージ。

 メディアシステム(東京都中野区、安田政俊代表取締役)は12月25日、都内の同社会議室で情報総合管理分析システム「Enterprise ver.2」(以下ver.2)のプレス説明会を開催した。

 「Enterprise」(以下ver.1)は、ホールが日々行っている頭取り業務を簡素化し、それに伴うコストダウン、業績の向上を目指して開発されたシステムで、自店と競合ホールの頭取りデータを提供することで、クラウドサーバーに集計された全国の頭取りデータを用いて様々な分析を行うことができる。現在は約4,000店舗が導入しており、同システム上に集約された稼働・客数データは約6,300店舗、台数にして約270万台分にのぼる。また、全ての都道府県に導入実績を持っており、全国稼働データ集計率は約70%にまで拡大している。

 今回発表されたver.2は導入店舗からの要望などをもとに、既存の機能の操作性などを飛躍的に向上させたほか、新機能を追加するなどして、より詳細な分析が行えるように進化している。

 まず機能面だが、ver.1では集約されたデータが膨大であることから、出力する際に数分程度の時間を要していた。しかし、生まれ変わったver.2では、この膨大なデータの出力を数秒で行えるように改善されている。このレスポンスの早さは圧倒的で、他の分析ソフトにはないスピードとなっている。説明会での話によると、同社が使用しているインフラの技術スタッフも「これほどのものになるとは思わなかった」と称賛しているという。

 また、ver.2ではレスポンスの早さだけでなく操作性も飛躍的に向上しており、「商圏エリアデータ」「自店データ」「都道府県データ」といった複数の分析データを同時に出力することができる。さらに、従来のように各分析ごとに細かく条件を設定しなくても、閲覧している分析データに紐づけて別の分析を行うことが可能となっている。各分析データは様々なフォーマットで出力が可能なため、店舗の作業負担の軽減にも効果を発揮する。

 そのほかにも、今回新たに中古遊技機取引情報を扱うピーセンサーと連携したことにより、人気機種ランキングと中古機価格が同時に閲覧可能となった。中古機相場は前日までのデータを反映させた最新価格がわかるため、遊技機の売り時や買い時などをしっかりと掴むことができ、効果的な遊技機の運用ができる。

 次に新機能だが、ver.2では、「ベース」「トレンド」「入替統計」「機種分析」の4項目を新たに追加している。

 「ベース」は、商圏内の競合店の速報値をリアルタイムで表示する機能。店舗・PS・貸玉・機種ごとの表示はもちろん、任意の日付との稼働の比較なども行うことができる。

 「トレンド」は、エリアでの貸玉・機種タイプの占有率推移からトレンドを探ることができる機能。貸玉・機種タイプごとの週単位、月単位のシェア率の推移を表示可能なほか、客数シェア、台数シェア、支持率も表示可能なため、様々な角度から現行のトレンドを分析することができる。

 「入替統計」は、任意のエリア、店舗の入替を時系列で確認することができる機能。これにより繁盛店の入替手法などを分析することができるほか、競合店の台の動きなどをいち早く把握できるため、効果的な入替戦略を立てることができる。

 「機種分析」は、特定の機種の稼働率、客数の推移やシリーズ機種の推移を比較できる機能。指定した機種の導入日からの稼働状況を日、週、月単位の推移で表示可能。また、中古機相場の推移も稼働状況とあわせて表示することができる。

 このように飛躍的な進化を遂げた同システムについて同社の碓氷裕之ゼネラルマネージャーは「業界随一のデータ量を持つインフラとしての自負がある。Ver.2を開発するにあたりお客様から寄せられた400個以上の要望を高次元で網羅できたと考えている。今後も業界の羅針盤を目指して取り組んでいきたい」と語った。そのほかにも碓氷ゼネラルマネージャーは現在、業務の一元化を目指して、遊技機の書類作成システムを扱う企業との提携を進めていることなどを明かした。


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