ダイコク電機、AI搭載「χコンピュータ」を発表

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展示会場では次世代型ホールコンピュータ「χ」を中心に同社の最新製品が展示され、多くのホール関係者の目を引いた。

 ダイコク電機は5月29日、都内で展示会&セミナー「Key for the MIRAI」を開催。午前、午後の2部構成で開催され、どちらもホール関係者で満員となった。

 セミナー冒頭では主催者を代表して大上誠一郎社長が挨拶。「令和という響きにもすっかり慣れてきたが、この古典的な響きとは対照的に時代は『デジタルの時代』とも言われている。その中でも特に『AI』に関しては、単に業務の効率化というだけではなく人手不足や働き方改革の対策としても大きく期待されている。これらの新しい技術を業界に取り入れ、業務改革を推し進めていくためにはまずは店舗で『AI』や『ビッグデータ』を簡単に使いこなせることが重要だと考えている」と述べ、業務改善を推し進める強力な新ツールとして「χ(カイ)コンピュータ」を発表した。

 「χコンピュータ」は“業界初のAIとビッグデータ”をコンセプトに開発された次世代型ホールコンピュータ。その屋台骨を支えるのが、同社が誇る業界屈指のビッグデータと、これまで培ってきたデータ分析ノウハウを基に構築されていくAIだ。これによって「データ革命」、「ファン革命」、「ワーク革命」の3つの革命を起こす。

 その特性は自在性と自己変革。データが集まれば集まるほどビッグデータはその価値を増し、事例が集まれば集まるほどAIは性能を高めていく。日々研鑽を続けて得るビッグデータやAIを基に、時代のニーズに合わせて自己を変革し、最善・最適を導き出す大きな可能性を秘めた「教えてくれるコンピュータ」となっている。

 さらに大きな特長は導入コスト。現在の厳しい市況を鑑み、χコンピュータは現行の同社ホールコンピュータ「CII」からのシステムアップデートでの実装が可能となっている。

 セミナーではSIS統括部の服部祐治上席講師が「業界に革命を引き起こせ!すべての解はビッグデータの中に」と題し、「パチスロ6号機」、「貸メダル(玉)料金引き上げ」、「設定付きパチンコ」の3つのテーマについて講演を行った。

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