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一段のコストダウンを強く要求!ECO遊技機に示す全日遊連の同意条件2014年8年21日(木)

送信データすべての開示も条件に!

 「その他」に分類した⑦の「進捗状況の説明等の連絡体制を保持すること」では多岐にわたる要求が並べられている。

「機器開発等の進捗状況」
「システムの運用体制」
「データセンターへの情報送信の項目内容の明示」
「規則改正の検討状況」
「コスト見込み」

 これら5つをはじめ、システム全般にかかわる内容について定期的な連絡説明、意見交換の継続を求める内容だ。

 なかでも全日遊連が強く要求するのが「データセンターへの情報送信の項目内容の明示」だ。

 先にも述べたようにECOユニットではCRユニットで扱っていたカード決済情報(売上情報)に加えて、営業データなど台情報も中継する。外部のデータセンターにつながるECOユニットだけに、これら台情報も送信可能になると見るのが自然だ。

 ECOユニット経由でセキュリティに絡む台管理情報が、第三者が運営するデータセンターに送信されることはわかっている。ECO遊技機とECOユニット間で交わされるセキュリティ認証をデータセンターに照会する仕組みだ。

 しかしECOユニットが中継する情報には台情報も含まれる。その情報をどう扱うのか? データセンターに送信されるすべての情報開示を全日遊連は条件づけた。

 「規則改正の検討状況」については若干の補足が必要だろう。これはECO遊技機の実現に規則改正を想定していることに関連する。たとえばECO遊技機とECOユニットに双方向通信を開くには規則改正が必要になる。また日工組ではECO遊技機のゲーム性の向上に関連する規則改正についても要望を検討していることが伝えられる。

 いずれにせよECO遊技機の実現には全日遊連の同意が前提だ。それは行政が日工組に示していた条件でもあった。システム変更に伴う設備投資など初期導入コストに対する「ホールの理解」を行政は前提条件に位置づけている。

 次回の全日遊連理事会は9月19日。それまでに日工組から回答は示されるのかどうか。示されたとすればどういう内容だったのか。日工組による全日遊連への説明も2012年5月の開始からすでに2年余。ECO遊技機をめぐる情勢は新たな局面に突入している。


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